《お役立ち情報》Vol8 入社前の不安…どうやって解消する?社内の実情を知るポイント

この企業、本当に自分に合っているの?

内定が決まり、卒業も目前。
しかし、内定が決まった嬉しさがひと段落すると
次は「就職先の企業が果たして自分に合っているのかどうか…?」が気になってくると思います。

そこで今回は、入社前にできる企業調査のポイントをお伝えします。

①1インターネット

まずは、インターネットの掲示板、SNSなどを使って、その会社の評判を調べてみましょう。ネット情報と聞くと「信頼性が低い」と思われがちですが、それらを分析する力を身につけさえすれば、有用性の高い情報を得ることができます。
たとえば、とても忙しい会社は、ネット上では「過労死寸前」などと書かれます。ただし、そのような会社が間違っても「ヒマでヒマで」と書かれることはないでしょう。つまり、ネット情報は誇張や脚色が入って、大げさになっていることは多いものの、おおよその方向性は正しいということです。

それらを見て取り、会社の傾向を読み取る参考にしましょう。

②実際に社内に入っていく

ネット情報から企業の概略が見えたら、今度は現実を確かめましょう。そのためには、何とかして実際に社内に入り、社員と関わりを持つことが必要です。たとえば、社員総会、飲み会、社員旅行などに参加させてもらうのもいいですし、同様に「仕事が早くできるようになりたい」と、社員に同行したり実習をお願いしたりするのもいいでしょう。
こういった要望は、名のある大手企業では受け入れてもらえる可能性は低いですが、規模の小さい企業であれば融通してくれる可能性があります。
逆に、そう言った要望にやみくもにNOと言う会社であれば、何か事情がありそうだ、ともわかります。また、喜んで受け入れてくれるのであれば「あなたを大切にしている」という姿勢も見えてくるでしょう。

③もし自分の想像と違ったら…

ネット情報と実際の社風を調べた後、「自分の想像とはかけ離れていている…」と思ってしまった場合はどうするべきでしょうか。
きちんと考えた後、内定を取り消してもらうのも一つの方法です。就活は人生の一大イベント。そこで妥協などする必要はありません。
ただ、企業経営者も人の子。まったく自己本位の浮ついた理由で辞退をされるのは、快く思うわないでしょう。しっかりと、自分がその企業と合っていない理由を固めて、企業にわかってもらえるよう真摯に努力すること。そこまできちんと対応できる人間性があれば、その後に就活を再開しても、じきに、また内定をもらえる企業が見つかるでしょう。

あなたにあった企業探しを

いかがでしたでしょうか。
実際に入社してみないとわからないことも多いとはいえ、やはり入ってから違ったと思うのでは手遅れです。
自分の想像ばかりに頼らず、自分の就職希望先については入社前から積極的なリサーチをしましょう。


 

参考
日本経済新聞
入社する会社に不安ある? まずは社内の実情を探ろう 海老原嗣生
2016/2/8付

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