《お役立ち情報》Vol7 あなたらしいワーク×ライフバランスを。キャリアコンサルに聞く「転職」のポイント4選

民間の調査によると、企業の中途採用拡大を受け転職求人倍率はこのところ1.2倍前後で推移。 

求人数も前年比2桁増が続く。転職しやすい環境が続くが、満足のいく転職をするにはどう動けばいいのだろう。

なぜ転職が必要なのか?

インテリジェンスのキャリアコンサルタント、大浦征也氏は「そもそも『何を果たしたいがための転職か』をはっきりさせることが重要」と話す。転職活動では、「始めたからには転職しなければならない」という考えにとらわれる人が多い。「転職自体を目的化してしまうと、何が良くてこの会社に入ったのかと感じ、また転職を考える羽目になる」

転職して「どうなりたいのか」という目的

転職を考える背景には「労働条件や給料」などの環境的な理由と、「自己実現」という生き方にかかわる理由の2つがある。よりよい給料や労働条件を求めるのは当然だが、「転職先でどうなりたいかも併せて考えることが必要だ」という。
「どうなりたいか」を明確にすれば、職務経歴書や面接の受け答えも希望を軸に対策を練れる。面接では転職したい企業の価値観と合わないとしても、正直に答えた方がミスマッチを防げ、お互いのためになる。

即戦力をアピールできる経歴書のポイント

経歴書では肩書だけでなく、「どのように取り組みどんな結果を生んだか」というプロセスまで盛り込むといい。中途採用で企業が求めるのは「即戦力」。「自分は何ができるか」をアピールすることが肝心だ。

転職理由がネガティブな場合には、数字の裏付けを

「なぜ今の会社を辞めてうちに来たいのか」との問いに対しネガティブな話をする際は、具体的な数字などを挙げ説明する必要がある。例えば、ただ「残業が多いから」と答えるのではなく、「残業が月に何時間もある」という数字の裏付けなどで面接官を納得させるのがコツだ。


 

参考
日本経済新聞
キャリアコンサルに聞く 追い風も、転職自体が目的ではない
2016/2/2付
上原翔大

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