《保育士Masamiの情報通信》 vol. 5 『世界の生活・子育てに学ぶ~アーミッシュ編~』

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こんにちは!Beyond Borderです。

「世界を知る・世界を体験する幼児教育」を提供する『せかいく』で代表を務めるMasamiさんの、パパ・ママ世代の帰国子女 ・ 海外経験者に向け「世界の育児」・「子供にも理解しやすい色んな国の文化」・「グローバル人材の育て方」 などお役立ち情報を配信するシリーズのvol.5です!

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『アーミッシュ』ってな~に?

amish-51171_640昨年の10月、アーミッシュの生活を紹介していたテレビ番組がありました。

私はアーミッシュって何??状態でしたが見ていてとても引かれるものがありました。

アーミッシュとは聖書の教えを忠実に守り、現在の文明を放棄して暮らしている人たちのこと。

番組では、紀元としてはドイツからやってきて、現在アメリカに在住している方たちを紹介していました。

アーミッシュの生活

amish-1227959_1280アーミッシュの生活とは具体的には、

電気は一切使わない、移動は馬車、料理は薪を使う、洗濯は手作業、家も家具も洋服も手作り、テレビはもちろん、電話もない…などなどです。

また、写真やカメラに写ってはいけないということで、アーミッシュ専用のパスポート、身分証などがあり、専用の学校では馬の乗りかたなど、生活に必要な教育=生きる力を養っているそうです。

300年前の暮らしから学ぶ、優しさや責任感を育む

pony-1246712_1920子どもたちは外で友だちと元気に遊び、小さい頃からポニーを飼って、優しさや責任感、命の大切さを学びます。

アーミッシュたちはまさに、300年前の暮らしをしているのです。

※聖書の解釈によっては現代社会を受け入れているコミュニティ=地域もあるそうです。厳格なものから比較的柔軟なアーミッシュまで、階級があるようです。

アーミッシュたちは大人になる前に一般社会を経験する期間があり、それからアーミッシュに戻るか、一般社会で暮らすか選ぶことができるそうですが、なんと90%以上がアーミッシュに戻るそうです。

多少の不便さが、コミュニケーション力を養う

soldier-708726_1280私が一番印象に残ったのが、

『多少不便な方が家族の絆が深まり、コミュニケーション力もつく』

と言っていたことです。

確かになんでも便利になりすぎると家族との会話が減ってしまったり、人と交流する機会が少なくなってしまうことは否めないと思います。

さらに、ここでは警察がいないそうです。

みんながお互いの事をよく知っていて、協力しあいながら生活をしているので必要がないのだそうです。

悪い刺激が外から入ってこないのも理由の1つでしょう。

いま、アーミッシュになりたい人が増えているのだそうです。

昔のような、みんなで協力しあって生活する、不便だけど温かい生活が求められているのかもしれませんね。


筆者紹介
logo_sekaikuみなさま、初めまして。
ワールドkidsプロデューサー
こと、『せかいく』代表の関口真美です。
『せかいく』では親子で世界を知る・世界を体験する幼児教育を提供しています。
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