《留学・海外生活 実況コラム》 アメリカの女子大生 Arisaの天真爛漫日記【vol.10】
VOL.10 就活と留学後の変化
こんにちは！2015年夏から2016年夏まで米国オハイオ州立大学に交換留学していた山本有紗です。
このコラムもついに最終回を迎えました。最後は就活と留学後の変化について書きたいと思います。
就活について
就活は帰国後に日本でしました。
周りの学生と同じようにESを提出し、面接を受け、日系大手証券会社から内定をいただきました。
就活中は面接官に質問されたら答えていましたが、自分をアピールする際に留学中の話は積極的にしませんでした。
そのためアドバイスはあまりできませんが、留学を通して得たこと・どのように成長したか・留学中の辛かった/困った経験とどうやって乗り越えたかの3点はすらすら答えられるようにするべきだと思います。
おすすめは、留学中に日記を書くこと！
できれば留学に行く前から始められたらいいと思います。
就活時に留学前の気持ちや留学中のことを思い出そうとしても、時間が経っていると案外自分の小さい変化や成長に気付けなかったりします。
その日やったことや感じたことなどなんでもいいので残しておくと、後々振り返る時にとても役立ちます！
日記を続けるのが苦手な人は、なんでもかんでも写真を撮りまくることをおすすめします(笑)
写真を見たら思い出すことも結構あるので、私は留学中にどんな小さなものでも写真を撮っていました！結構いいですよ☺
ボストンキャリアフォーラム
実は留学中にボスキャリに参加していました。ボストンキャリアフォーラムとは、毎年11月頃に開催されている、世界最大級の日英バイリンガルのための就職イベントです。
当時は大学2年生でまだ就活についてなにも考えていませんでしたが、興味本位と周囲に遅れをとりたくないという気持ちで参加を決めました。（もちろん旅行も兼ねて♡）
留学を経て
留学をして自分の中で1番大きく変わったなと思うのは、性格です。
私は元々頑固で、自分がこれ！と思ったら曲げないところがありました。
良くいうと自分の意見をしっかり持っていると言えますが(笑)
それが、留学中に色々な考えを持つ人に出会い、初めて親元を離れて共同生活を経験し、他人の意見に今まで以上に耳を傾けて他人の気持ちを考え気遣うようになりました。
文化や価値観の違いで、自分の理解できる範疇を超えていても、自分の中に落とし込み納得できるようになりました。今まで全く接点のなかった宗教に触れる機会もあったし、初めて日本人ではない人と恋愛もし、なんというか、色々な事に寛容になった気がします(笑)
また、枠にとらわれないようになりました。
ずっと日本にいると周囲に遅れをとらないように～や、みんな就活してるから私もやらなきゃ！という周りと合わせた考えになりがちでした。
しかし留学中に出会った人は皆自分のやりたいことが定まっていて、その夢や目標に向かって頑張っている人ばかりで、周囲に流されてなんとなく日々を過ごしている人がいなくて。
面白い生き方をしている人がたくさんいて、色々な人生があるんだな～と感じました。
ずっと日本にいたら気付けなかったと思うので、そこに気付けただけでも人間的に大きく成長できました。
最後に、今まで以上に感謝の気持ちを表すようになりました。
留学中は不便なことも多く、友達や家族にたくさん支えられ助けられました。
当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったり、1人ではどうにもできなかったことが多々あり、感謝することが増えました。
それが習慣として今も残っているので、自分の中の良い変化だと思っています(*^^*)
留学中は人にたくさんお世話になったので、私も人の役に立つことがしたくなりました！
早稲田大学の学生団体である留学アドバイザーに所属し、これから留学に行く学生のサポートをしたり、留学の楽しさを伝えるイベントを開催したりしています。
また、留学生寮のRA(レジデントアシスタント)を経験しました。
日本に交換留学に来ている学生が住む留学生寮に、日本人学生として一緒に住み、彼らの日本での普段の生活をサポートするという役目です。留学で経験したことや英語力を留学後も生かしています！
わたしは留学をして人生の幅が広がり、考え方も変わり、生涯仲良くしたい友達に出会えました。
大変なこともありましたが、全部ひっくるめて留学をしてよかったと思っています。
もし留学を迷っている方がいるなら、是非勇気をだして挑戦してみてほしいな～と思います(^^)
コラムはここまでです！全10回、見ていただきありがとうございました！
このコラムで留学に少しでも興味を持っていただけていたら幸いです。またどこかでお会いしましょう！
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